試験の心得

就職活動は、「活動」とはいっても試験という関門がいくつも待ち構えています。エントリーシートや履歴書での振り分けに始まり、筆記試験、面接試験と立て続けに「試験」まみれになるものでもあります。


そのため、「なんでこんなに試験ばかりなんだ、タダでさえ学校の試験勉強で忙しいのに」と苛立つこともあるかと思います。特に大学生は秋から春までの進級や卒業がかかっている大切な期間を就職活動に費やさなければならないので、就職試験はある種の死活問題のようにも思えます。


ですが、就職活動はそうした大変な時期だからこそ自分の忍耐力が試され、自分自身を鍛え上げるための貴重な期間でもあります。会社員ともなれば、試験を受けろと上司から突然指示があるかもしれません。仕事を放り出す訳にもいきませんから、業務と並行して試験勉強も行わなければなりません。そんな時、在学中の就職活動の大変さを思い起こせば、既に一度経験している事ですから、乗り切る力が自分にはあるんだと奮い立つこともできるでしょう。


また、筆記試験は次の転職や就職活動でも課される場合がありますから、経験しておいてまったく損はありません。面接試験についても、やはり転職時には必須となります。特に新卒採用では第一線で活躍する役員や社長自らが面接を行ってくれるということもあり、本物の業界人を目の当たりに出来る貴重なチャンスでもあります。


ビジネスマンになれば、社長や役員というのはほとんど手の届かない存在になります。そのような方々に対して、あらかじめ度胸を付けておくという意味でも面接は自分を高めてくれる最高の機会なのです。


しかし、学校の試験も学生さんにとっては非常に大切なものです。自分の命運がかかっているものですから無視はできません。学校で学ぶ事や試験も将来に活かすつもりで学んでおきましょう。就活に集中したいから勉強は投げ出そう、という気持ちにもなるかもしれませんが、学校の試験は貴重な学生生活の一環でもあるので、大切にしたいところです。