就職活動の流れ

大学に入学すると、早い人は2年生の夏あたりから就職活動について考え始めると思います。特に焦っているわけでもない方は4年生の半ばでものんびりとしていると思いますが、段々と周りで「就活」という言葉が聞かれるようになってくるとさすがに無視はできなくなってくるものです。


大学生なら毎日の授業やテスト勉強のほか、資格取得、趣味、サークル活動、実家の手伝いなどさまざまな活動をされている方が多いかと思います。就活している時間なんてないのに、と思うかもしれませんが、今を将来につなげるために、一度や二度は就職活動を経験しておくと良いかと思います。


就職活動といっても、やり方は人それぞれです。夏にインターンシップに参加するのも良いですし、趣味に徹底的に打ちこんでアピールポイントにするのも良し。大学での活動を通して何を身に付けたいかをはっきりとさせておけば、履歴書でも面接でも自信が持てるようになります。


就職活動の流れ

就職活動は、いきなりスーツを着て出かけるものではありません。活動前にも企業や業界の下調べなど、することはたくさんあります。これから順を追って、就職活動の流れについて見ていきたいと思います。


9月から10月

秋ごろから複数の就職活動サイトがオープンします。インターネットを使っての情報収集が効果的で、就職サイトを利用していろいろな企業を検索してみましょう。気になった企業には資料請求とエントリーを行います。エントリーをすると、その企業からさらに詳しい採用情報や連絡がいただけます。


早い人は9月、10月から既に入りたい会社を絞り込んで履歴書を書き始めている場合もあります。履歴書はまだ早いのでは、という方も、書き方だけはこの時期にマスターしておきたいところです。


また、後から困ることのないようにこの時期に就活用のリクルートグッズを準備しておくと良いでしょう。スーツや靴、バッグなど、動きやすく持ちやすいものを用意しておくのが賢明です。


11月から12月

そろそろ、筆記試験への準備として対策用の参考書などをめくっておくと良いでしょう。図形や数学的知識を問う問題は慣れが必要ですし、教養問題への理解も必要です。


企業へのアプローチとしては、OB・OG訪問を行って会社の雰囲気をや業界を研究しておくのがベストです。これらは全て冬休みを挟む前に済ませておきたいところです。


2月から4月

2月から4月にかけては、会社説明会や筆記試験など本格的に入社に向けた試験が連続していきます。エントリー・資料請求後に企業側から送られてくる「エントリーシート」の記入もこの時期に行われる場合が多いです。エントリーシートは書類選考の一種でもあり、入社への意思や面接での質問材料などに使われます。


大企業ではこの時期に合同説明会を行い、その後筆記試験につなげる場合があります。面接も段々と予定が組まれていきます。筆記試験も履歴書もOKだけれど面接だけは緊張しやすい、という方は出来るだけ多くの企業の面接を受けて、緊張するようなシチュエーションに慣れておくのが効果的です。社会人になると緊張どころではない場面に遭遇することも多いので、度胸をつけておくという意味でも面接は重要です。


面接の種類には

などがあります。基本的な業界への知識や就職への意欲、人物像などすべてが見られていますので、面接は気を抜かずに取り組んでいきましょう。


4月から6月

4月から6月にかけて、ようやく内定が出始めます。入社する意思があるかどうかのチェックとして「内定承諾書」の提出が必要になりますが、ここで辞退する場合は早めに断る旨をメールで伝えましょう。


企業によっては7月に内定が出る場合もありますし、一度春で締め切ったあと「秋季作用」という秋口に新たに出される求人もあります。


この4~6月に内定が出なかったからといって焦る必要はありませんが、ある程度自分の入りたい業界を絞り込んでおくことは大切かもしれません。本当に会社に入社したいのか、他にやりたいことはないか、後悔のないように入社試験や面接には臨みたいものです。


秋まで内定が出なかった学生さんも、もしくは既に卒業を迎えてしまった方も焦ることはありません。卒業後3年間は新卒として扱ってくれる企業もありますし、中途であっても何かしらの経験やスキルがあれば採用してくれるところもあります。入社がすべてではありませんから、広い視野を持って構えていくことが重要です。